大森の公式

初期微動で震源までの距離がわかる

定義:
地震震源までの距離は、初期微動の秒数に係数を掛けるとわかる。

発見者:
大森房吉

数式:
D=kt
k=VpVs/Vp−Vs

D:距離[km] k:定数「km/s]
t:初期微動時間[s]
Vp:P波の速度[km/s]
VS:S波の速度[km/s]

最初の「コトコト」はP波と呼ばれる縦波
「ガタガタ」と来るのは、S波。

P波が届いてからS波が届くまでの時間から震源までの
距離を計算できる。
P波の速度は、約7km/s
S波の速度は、約4km/s
P波が届いてからS波が届くまでに5秒ならば、震源までの
距離は、(kは、地盤の状態によってちがうが、8km/s)
D=8×5=40kmとなる。

今まで、体感でP波とS波の揺れの違いがわかったことは
あまりない・・・ほとんどないから、きっと距離なんて
わからないだろう。

あの東北大地震からもう2ヶ月も経つんだ。
避難所での生活は、過酷なんだろう。想像できないほど
大変だと思うが、自分ができたのは、ちょっとだけの募金。

先日、東京電力の社長が被災地に行ったときに、
被災者から「ここに来て、2ヶ月暮してみろ」って言っていた。
口で謝って、それで被災地を離れれば、普通に生活を暮らせる
人間には、はかり知れない。

現実から離れることができない被災者たちは、どんな気持ちなのか・・・
ガンバレを言われて2ヶ月、、、現実の問題は、ほとんどまだ
解決していない。

「夢」を持てるようになれるのは、いつごろなのかなぁ〜〜〜

何もできないけど、最近は、募金箱を見ると少しだが
チャリンってしている。